【日経平均】2000年以降の日足で平均上昇率、平均下落率はどのくらい違う?
こんにちは。
今回は日経平均のデータから、相場が上がった回数・下がった回数を見ていこうと思います。
まずは結論から。
・平均上昇率→1.033%(上昇回数:2820回)
・平均下落率→1.062%(下落回数:2656回)
※調査期間:2020年1月4日~2022年5月13日
では、どのようにデータを見ていったかを書いていきます。
データを集める
以下のサイトからデータを持ってきました。(海外サイト)
https://www.macrotrends.net/2593/nikkei-225-index-historical-chart-data
日経平均のデータは日経の公式サイトにもありましたが、期間が限定的だったので今回の調査は上記サイトを参考にしました。
公式サイトのデータは下記です。
https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/index?type=download
計算する
スプレッドシートで計算します。
・A~B列にデータを挿入
・C~I列に関数を入力
・C3セル:=if(B3-B2>0,1,0)
・D3セル:=if(B3-B2<0,1,0)
・E3セル:=B3-B2
・F3セル:=B3/B2*100
・G3セル:=if(F3>100,F3-100,100-F3)
・H3セル:=if(E3>0,G3,0)
・I3セル:=if(E3<0,G3,0)
4行目以降は相対参照ですべて入力します。
・K2~N2セルに関数を入力
・K2セル:=SUM(H3:H5479)/M2
・L2セル:=SUM(I3:I5479)/N2
・M2セル:=countif(H3:H5479,">0″)
・N2セル:=countif(I3:I5479,">0″)

深堀りしてみる
深堀りする前に結論をもう一度見てみましょう。
・平均上昇率→1.033%(上昇回数:2820回)
・平均下落率→1.062%(下落回数:2656回)
前提として、日経平均の推移をグラフでも見てみましょう。

※データをもとに筆者がスプレッドシートで作成
以前日経平均の計測開始時からのデータで同様の計算をしたことがあるのですが、
その際の平均上昇率、下落率は0.85%程度でした。
参考:http://toushi.sekainet.com/nikkei_1949_updown_average
そのうち2000年以降のみを抽出すると、平均上昇率、下落率は1%を超えるんですね。
相場の上下が激しくなっていることがわかります。
グラフからも読み取れますが、5年周期で見ると多くの箇所で10000円程度の上下が見られますね。
また、開始時からのデータも同様ですが平均上昇率よりも平均下落率が大きいです。
そうなると、2010年以降ではさらに相場は激しくなるのか、下落率の方が大きいのかなども気になってきますね。
これらについても追々調べていきたいと思います。
まとめ
今回は2000年からのデータを用いて、日経平均の平均上昇率、平均下落率を調べてみました。
この記事が少しでもあなたのお役に立てていれば幸いです。
それではまた!
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