【日経平均】今まで何回上がって、何回下がってる?

2022年6月10日

こんにちは。

今回は日経平均のデータから、相場が上がった回数・下がった回数を見ていこうと思います。

まずは結論から。

・上がった日→9501回
・下がった日→8542回
・変化なし→93回

※調査期間:1949年5月16日~2022年5月13日

では、どのようにデータを見ていったかを書いていきます。

データを集める

以下のサイトからデータを持ってきました。(海外サイト)

https://www.macrotrends.net/2593/nikkei-225-index-historical-chart-data


日経平均のデータは日経の公式サイトにもありましたが、期間が限定的だったので今回の調査は上記サイトを参考にしました。

公式サイトのデータは下記です。

https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/index?type=download

計算する

スプレッドシートで計算します。
・A~B列にデータを挿入

・C~E列に関数を入力

 ・C3セル:=if(B3-B2>0,1,0)

 ・D3セル:=if(B2=B3,1,0)

 ・E3セル:=if(B3-B2<0,1,0)

4行目以降は相対参照ですべて入力します。

・G2~I2セルに関数を入力

 ・G2セル:=countif(C3:C18138,1)

 ・H2セル:=countif(D3:D18138,1)

 ・I2セル:=countif(E3:E18138,1)

深堀りしてみる

深堀りする前に結論をもう一度見てみましょう。

・上がった日→9501回
・下がった日→8542回
・変化なし→93回


まずは「変化なし」について。

株価は常に変動しているので、「変化なしなんてことある!?」となりますよね。

ざっとデータを見たところ、2000年以降は「変化なし」は1日しかありませんでした。

具体的には2020年10月1日で、システム障害の影響で取引の制限があったようです。

また、1989年1月12日は奇跡的に「変化なし」(当日と前日の終値が全く同じ)となっていたようです。

対象が93つあるので1つ1つ調査はしきっていませんが、このように様々な事情で「変化なし」になってしまったと思われます。

こうなると、2000年以降や2010年以降など、期間を変えて同じ計算もしてみたいですね。


次に気になるのは「上がった日と下がった日が同じくらい」という点。

日経平均の推移をグラフで表すと次のようになります。

※データをもとに筆者がスプレッドシートで作成


一見するだけで(バブルが最高値ではあるものの)全体では上昇していることがわかります。

なので、上昇した日の方が圧倒的に多いのかな?と予想していましたが、想像以上に上がった日と下がった日の差がないですね。

具体的な数値として、データの最初と最後の値は以下です。

1949-05-16 →176円
2022-05-13 →26427円

(小数点以下切り捨て)


こうなると、上昇率と下落率の平均なんかも調べてみたいです。

まとめ

今回は1949年からのデータを用いて、日経平均の上昇、下落の回数を調べてみました。

この記事が少しでもあなたのお役に立てていれば幸いです。

それではまた!

統計

Posted by humiduki